幼虫の写真図鑑 イモムシ・ケムシ図鑑
オオスカシバ
Cephonodes hylas
体長 (終齢)60mm前後
発生時期 5-10月(年2〜3化)
越冬態 蛹
蛹化方法 地表で落葉や土粒を綴ったり、浅く土中に潜る
寄主植物 クチナシ・アカミズキ(アカネ科)、ツキヌキニンドウ(スイカズラ科)など
分布 本州・四国・九州・南西諸島
街中のクチナシの植え込みでもよく見つかるなじみ深いイモムシ。体には細かい横じわがある。前胸の背面には、黄色〜白色の顆粒が冠のように並んでいる。成虫の翅は透明で、日中に活発に飛び回って花の蜜を吸う。
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オオスカシバの幼虫 : 飼育個体(大阪府東大阪市産) 2016.10.26
クチナシの葉を食べるオオスカシバの緑色型終齢幼虫。懸命に食べる姿がかわいい。胸脚は赤褐色で基部が黒色。気門はオレンジ色で両端に小白紋がある。
オオスカシバの幼虫 : 飼育個体(大阪府東大阪市産) 2016.10.26
オオスカシバの幼虫(若齢) : 奈良県生駒市 2015.8.28
オオスカシバの幼虫(中齢) : 兵庫県神戸市 2014.5.30
公園に植栽されたクチナシ。葉の食痕や糞を手がかりに丹念に探すとオオスカシバの幼虫が見つかることがある。
奈良県生駒市 2015.8.28
蛹化か近づいて変色したオオスカシバの緑色型老熟幼虫。地表に降りて落葉や土粒を綴りその中で蛹になる。土中に浅く潜って蛹化することもある。
オオスカシバの幼虫(老熟) : 飼育個体(大阪府東大阪市産) 2016.10.296
オオスカシバの蛹。体長37mm前後。
オオスカシバの蛹 : 飼育個体(大阪府東大阪市産) 2016.11.24
オオスカシバの成虫 : 飼育個体(大阪府東大阪市産) 2017.5.12